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【マーケティング】1.世界一登山客が集まる山における2つのマーケティング

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代表

登山は日課です。学生時代は山岳部に所属しており、十数年に渡って山に親しんでいます。
四季折々、山は様々な表情を見せてくれますね。

先日、紅葉を求めて、東京都の高尾山へ行ってきました。
残念ながら紅葉にはまだ時期が少し早かったですが、そばと富士見を望む景色を楽しむことができました。

高尾山のマスマーケティングの成功

高尾山は2007年にミシュランガイドで星3つを獲得し、その後観光客が急増しています。
高尾山は、その手軽なアクセスと美しい自然から、年間300万人以上の観光客が訪れる人気の登山地となっています。手軽にアクセスでき四季折々の美しい景色が楽しめる高尾山は、広範な顧客層にアピールする要素を備えており、これはマスマーケティングの成功例と言えると思います。
山頂はたくさんの観光客でごった返し、売店、食事拠は満席状態です。

細田屋様のセグメントマーケティング

そんな山頂から5分ほど少し降りたところにある「奥高尾 細田屋」様。
江戸時代の茶屋のような趣を残し、床几や縁台などの古風な雰囲気が漂っています。もみじ台からの眺望が素晴らしく、その美しい風景と共に味わうそばは格別です。冬には富士山が雪化粧し、一層の趣が感じられます。

「観光客」へのマス(大衆)マーケティングに成功している高尾山で、最も多くの人が集う山頂からさほど離れていませんが、頂上の混雑とは一線を画しています。静謐な空間で味わうそばは、登山者の心をつかんで離しません。
これは「登山客」というセグメントに対するマーケティングの観点で興味深いといえます。
観光客というマス層ではなく、より対象を絞った登山客という層に訴求することで、登山客が望む静かで趣きのある雰囲気を提供しています。

細田屋では、この時期には温かい食事、蕎麦がより美味しく感じられおすすめです。また、なめこ汁や味噌こんにゃくなどのメニューも豊富で、山の中で味わう飾らない料理は一層美味しさを引き立てます。ビール片手に自然や景色を眺めながら食事することは、まさに至福のひとときでした。

山頂で人が溢れかえっていても、素晴らしい環境で食事に舌鼓を打つことができ、ゆっくり楽しめる。
登山客たちは、観光客にこっそりとしか教えたくない場所なのではないかなと改めて感じました。ごちそうさまでした。


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